「曝露」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「曝露」

曝露というのはむき出しにすること、悪事や秘密などを暴いて明らかにすること、あるいは風雨にさらすことや風雨にさらされること、そして細菌やウィルス、薬品等にさらすことを指しています。

「曝露」の意味

一般的にはむき出しにすること、例えば「内部事情を暴露する」などといった文脈で使われます。

それ以外にも例えば新型インフルエンザ等が流行った場合、「新型インフルエンザに暴露する可能性の高い場所」などといった使われ方も可能です。

「曝露」の言葉の使い方

曝露というのは一般的に内部事情や秘密、1部の人が他の人に知って欲しくないと思うことをあえてばらまく、などといった意味合いで使われます。

例えば暴露本などもそのうちの1つであり、暴露本は秘密や内部事情をあからさまにする文献のことを指しています。

「曝露」を使った例文・短文(解釈)それならば、暴露という言葉を使った文脈にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは暴露という言葉を使った例文をいくつか紹介します。

「曝露」の例文1

「あのタレントは昔の同級生に暴露本を出されてしまったことで人気が一気に下降してしまった」

タレントと言えばテレビの中でワイドショーなどを騒がせることもありますが、お茶の間に笑いを届けてくれる大切な人たちですよね。

しかしその一方で、タレントというのはイメージが大切ですから、もしもタレントが芸能界デビューをする前に起こしたことに関して暴露本を出版されてしまえば、それはイメージに大きな影響を与えてしまいます。

テレビに出る人ということで一般人にも影響もたらす立場にいるため、もしも彼らが過去に悪いことをしていたのであれば、それがあからさまになってしまうことにより芸能界から追い出されてしまうことも考えられるのです。

「曝露」の例文2

「彼女は会社の不正を見逃すことができず、マスコミにいて全てを暴露してしまった」

企業によっては様々な不正を行っている場合もあるものです。

しかしそれをうまく隠しながら経営していることもあります。

もしも会社員がそれを知ってしまった場合、不正に目をつぶることができず、内部から暴露が起こるというのはよくある話です。

確かに暴露してしまえば会社の経営に影響が起こり、最悪の場合は倒産してしまう可能性もあります。

そうなれば会社員たちは仕事を失います。

その一方でやはり不正は良くない、人を騙すのはいけない、と良心に従った人々が行動を起こすことにより、会社の不正があからさまになっていくのです。

「曝露」の例文3

「彼女はボーイフレンドの性癖をペラペラと暴露していた」

ボーイフレンドやガールフレンドと付き合えば、当然その人のことを詳しく知ることになります。

しかし中にはあくまでもプライベートの事だからということで他の人には話さないものもありますよね。

あくまでも2人きりの問題であり、他の人には他言しないということも多いのではないでしょうか。

逆に恋人同士の会話他の人にペラペラと喋ってしまえば、それは信頼にも影響してきます。

特に性癖など極めてプライベートなことを他の人には暴露しないようにしたいものです。

「曝露」の例文4

「彼は元カノの金銭的な事情を友達に暴露してしまっていた」

恋人との間の事は全てプライベートな事ですから他の人にペラペラと喋るものではありません。

それは元カレや元カノであっても同様です。

しかしいちど別れてしまったことによりプライベートなことである、他の人と共有するべきではない、という意識が欠けてしまい、ペラペラと喋ってしまうこともあるかもしれませんね。

しかしあくまでもプライベートはプライベートと割り切りたいものです。

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