「謳歌」と「満喫」の違いとは?分かりやすく解釈

「謳歌」と「満喫」の違い違い

この記事では、「謳歌」「満喫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「謳歌」とは?

「謳歌」とは、多くの人が声を揃えて褒めたたえることという意味と、喜びなどを言動にはっきり表すことという意味があります。

例えばよく使われる言い回しで「青春を謳歌する」がありますが、これは青春を喜び、楽しんでいるといった意味合いになります。

もともとの言葉の意味としては、声を揃えて歌う、褒めたたえるというわけですが、一般的には「とても喜ぶ、楽しむ」といったことで使われています。


「満喫」とは?

「満喫」とは、十分に飲み、食べることという意味と、十分に楽しみ、それを心ゆくまで味わうことという意味があります。

また欲望が満たされて満足ということでもあります。

「ホテルのケーキバイキングで、チーズケーキを満喫した」「彼は、沖縄で夏休みを満喫しているようだ」「今、漫画とゲームで休日を満喫中、どこにも出かけたくない」などと使います。


「謳歌」と「満喫」の違い!

「謳歌」「満喫」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉も、その当人にとっては非常に良い気分を表す言葉という共通点はあります。

言葉の意味はそれぞれ違いますので混同しないように注意しましょう。

「謳歌」は、人々が声を揃えて歌う、褒めたたえるといった意味がありますが、一般的には「沢山楽しんでいる、喜んでいる」といった意味で使います。

つまり「謳歌」の前にある言葉をとても楽しみ、喜んでいるといったことになります。

「青春を謳歌する」「人生を謳歌する」などと使います。

一方の「満喫」とは十分に飲食すること、十分に楽しみ心ゆくまで味わうことという意味になります。

欲望が満たされて満足しているといった状態の時に使います。

「満喫」の場合は、前後にある言葉から飲食のことなのか、楽しみのことなのか判断をつけるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「謳歌」「満喫」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「大いに楽しんでいる」といった意味合いは同じですが、違う意味もありますので、前後にある言葉からふさわしい方を選び使うようにしてください。

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