「IPアドレス」とは?意味や使い方を解説

IT用語

「IPアドレス」

IPアドレスは住所のようなものですが、数字の羅列になっています。

最近広まりつつあるIPv4というバージョンにおいては32桁の2進数が使われていますが、32桁の数字はさすがにわかりにくいですから、8桁ごとにドットで区切り、10進数で表します。

「IPアドレス」の意味

パソコンを使っていると、IPアドレスという表現を聞くことがありますよね。

これは“Internet Protocol Address”の略であり、インターネットに接続された機械が持っているナンバーのことを指しています。

ネットワーク上の機械を識別するために割り当てられているものであり、まるでインターネットにおける住所のようなものになります。

例えば中国ではTwitterやYouTubeを利用することができないため、他の国のIPアドレスを敢えて取得することでインターネットの接続を混乱させ、TwitterやYouTubeに接続するという方法が用いられています。

「IPアドレス」の使い方

IPアドレスという言葉は主にパソコンで用いられますが、スマホなどにもIPアドレスがあります。

IPアドレスが表示される、IPアドレスがばれる、などといった使い方をすることが多いです。

「IPアドレス」の例文・短文

そんなIT用語であるIPアドレスという言葉はどのように利用されるのでしょうか。

ここではIPアドレスという言葉を用いた例文を紹介します。

「IPアドレス」の例文1

「自分のIPアドレスを調べてみよう」

IPアドレスは自分が利用しているインターネット機器の住所のようなものですが、その一方で自分のIPアドレスは全然わからないという人も多いのではないでしょうか。

もちろん一般的にはIPアドレスを知ったところでどうしようもないのですが、もしも自分のIPアドレスがわからないということであれば、いちど調べてみても良いかもしれません。

大切なインターネット接続の住所が分かります。

「IPアドレス」の例文2

「海外のIPアドレスを取得して接続を可能にします」

先ほども述べた通り、中国ではTwitterやYouTubeを利用することができません。

だからこそ、VPNを使って他の国のIPアドレスを取得し、まるでそのインターネット接続が海外のものであるかのように錯覚させることによってTwitterやYouTubeに接続するという方法が用いられています。

中国の場合、日本や香港のIPアドレスを取得してインターネット接続に利用することが多いです。

「IPアドレス」の例文3

「IPアドレスが保存されるから気をつけよう」

有害サイトなどにアクセスした場合、IPアドレスが保存されてしまう可能性があります。

最低限3ヶ月は保存しているというウェブサイトの運営者も多く、それ以上の期間にわたって保存されていることもあります。

だからこそ、IPアドレスが保存されているから隠れても無駄、といった形でワンクリック詐欺などが横行してしまうことがあるのです。

「IPアドレス」の例文4

「プライベートIPアドレスとグローバルアドレスがあります」

IPアドレスには2種類あり、プライベートIPアドレスとグローバルアドレスがあると言われています。

一般的に同じ建物の中にいる複数の人たちが同時にインターネットを利用する場合、それぞれのパソコンを区別するためにプライベートアドレスが必要になります。

その一方で、インターネットサービスプロバイダーによって割り当てられているインターネット上のIPアドレスをグローバルアドレスと呼ぶのです。

また、誤解している人が多いようですがIPアドレスが漏れることで個人情報が漏れてしまうという事はありません。

しかしIPアドレスが保存されるため、インターネット上で犯罪予告などを行った場合さ犯人が特定することが可能です。

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