若者言葉の「TBS」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

若者言葉の「TBS」とは?新語・ネット用語

友達との会話の途中で、聞きなれない言葉が出てくることもあります。

この記事では、「TBS」の意味を分かりやすく説明していきます。

トレンド入りしている言葉を、今すぐおさえていきましょう。

「TBS」とは?意味

「TBS」とは「テンションが、バリ下がる」こと。

言いかえるのなら、嫌な出来事があったから、気持ちがへこむことです。

やる気が無くなったとき、くじけてしまったときに使います。

喜怒哀楽なら「哀しい」にあたる表現です。

ちなみに「TBS」「T」「テンション」

「B」「バリ」

「S」「下がる」になります。

それぞれの言葉の頭文字をとったものが「TBS」です。

英語混じりのため、どことなくDAIGOさんのDAI語を連想させます。

DAI語には「MM」「マジ無理」とあらわすものがありますが、ニュアンスとしてはそれに近いです。

辛いときに「テンションが下がる」とストレートに言い切ってしまうと、周囲をザワつかせてしまうこともあります。

けれども「TBS」には、病んだ気持ちを気軽にはき出せる、独特の可愛らしさもあります。

「TBS」ならバイト先や学校でも、サクッと言いやすいです。


「TBS」の概要

「TBS」はSNSや、若者たちの間で自然に生まれた言葉です。

誰かが呟いているのを見たり聞いたりして、自然に広まっていったワードになります。

意味を知っていると「なるほど」と思えますが、意味を知らないと「赤坂にある大手テレビ局のこと」だと思う人もいるかもしれません。

最近では人気モデルや芸能人の方も「TBS」という言葉をつかっています。

そして今の気持ちをネットに、気軽にアップしています。

「滅入る・疲れた」などの語はネガティブワードとして引かれてしまうリスクもありますが、オブラートに包んだ「TBS」なら、そこまで心配せずに利用できます。


「TBS」の言葉の使い方や使われ方

「TBS」は次のように用います。

・徹夜でテスト勉強したのに、30点しか取れなかったマジ、TBS。
・楽しみにしていた花火大会が、急に中止になった。ガチTBSだ。
「疲れた顔しているよ。昨日、TBSなことでもあった?」
「TBS」は気持ちが、だだ下がりになること。

嫌なニュースを見たり、聞いたりして情緒不安定になることです。

そのため気落ちするようなシーン、そう思われるシーンで用います。

「TBS」の類語や言いかえ

「TBS」と似ている言葉には、次のフレーズもあります。

・メンブレ
・メンホー
・ガン萎え
ちなみに「メンブレ」はメンタルブレークの略称。

すごい出来事が起きて、気持ちがひどく落ちることです。

「メンホー」はメンタル崩壊をあらわした言葉で「ガン萎え」はがっかり感を表現した若者言葉です。

いずれもアンハッピーな気持ちを伝えます。

まとめ

「TBS」の意味や使い方をチェックしました。

「TBS」とは「テンションがバリ下がる」の頭文字を取ったもの。

嫌なことがあって、気持ちがシュンと下がることです。

自分を明るく励ましたいときにも、つかえる言葉です。