この記事では、「持っていく」と「持参する」の違いを分かりやすく説明していきます。
「持っていく」とは?
「持っていく(もっていく)」とは、「ある品物・金銭・道具などを手に持ったり身に付けたりして、ある場所にまで行くこと」を意味している言葉です。
例えば、「明日までにそのレポートを大学に持っていく必要があります」や「足りないお金を妹のところにまで持っていくことにしました」などの例文で使用することができます。
「持参する」とは?
「持参する(じさんする)」とは、「ある品物・金銭などを持っていくこと」や「持っていくの謙譲語の表現」を意味している言葉です。
「持参する」という表現は「持っていく行為をへりくだっていう謙譲語」であり、「持参する」のほうが「持っていく」よりも丁寧な表現になります。
例えば、「お約束の品物を持参しました」や「道具をそろえるために必要なお金を持参してください」などの文章で使われています。
「持っていく」と「持参する」の違い!
「持っていく」と「持参する」の違いを、分かりやすく解説します。
「持っていく」も「持参する」もどちらも「品物・道具・お金などを所持(携帯)して、ある場所にまで行くこと」を意味しているということでは類似していますが、「持参する」という表現は「持っていくの謙譲語」になっているという違いがあります。
「持参する」というのは、「品物・お金などをある場所にまで持っていく自分の行為」を相手に対してへりくだっていう謙譲語の表現なのです。
そのため、「本日はお買い上げの商品を持参しました」のほうが「本日はお買い上げの商品を持っていきました」よりも、謙譲した表現になる違いを指摘できます。
まとめ
「持っていく」と「持参する」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「持っていく」とは「ある道具・品物・金銭を手に持ったり携帯したりして、ある場所にまで行くこと」を意味していて、「持参する」は「品物・金銭などを持っていくこと」や「持っていくの謙譲語の表現」を意味している違いがあります。
「持っていく」と「持参する」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。