この記事では、「セミナー」と「シンポジウム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セミナー」とは?
「セミナー」とは、「特定のテーマ(議題)・問題について、講師による講演・講義を中心としたイベント」のことです。
「セミナー」の目的は「講師独自の成功体験・失敗体験・ノウハウから学ぶこと」にあり、「セミナー」は基本的に、聴衆が講師の一方向的な講演を聴くという形式になります。
「シンポジウム」とは?
「シンポジウム」とは、「異なる意見を持つ複数の専門家・識者を招いて、特定のテーマについて意見を出し合い、参加者との質疑応答も行うイベント」を意味しています。
「シンポジウム」には司会役が置かれ、特定のテーマを巡る「複数の識者による公開討論会」といった趣きになります。
「シンポジウム(“symposium”)」の語源はギリシャ語の「“sym”(一緒に)+“posion”(飲む)」とされ、古代ギリシアにあった食後にワインを飲みながら芸術・学問について自由に意見を交換する習慣に由来しています。
「セミナー」と「シンポジウム」の違い!
「セミナー」と「シンポジウム」の違いを、分かりやすく解説します。
「セミナー」と「シンポジウム」はどちらも「講演者が特定のテーマ(議題)について話すイベント」を意味していますが、「セミナー」というのは「特定のテーマ(議題)について、一人の講師・専門家が講演・講義(教授)をする形式のイベント」を意味しています。
「セミナー」に対して「シンポジウム」のほうは、「異なる見解を持つ複数の専門家・識者が特定のテーマについて意見を出し合い、参加者との質疑応答も行うようなイベント」や「司会進行役もいる複数の識者による公開討論会」を意味している違いを指摘できます。
まとめ
「セミナー」と「シンポジウム」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「セミナー」とは「特定のテーマ(議題)・問題について、講師による講演を中心にノウハウを伝えるイベント」を意味していて、「シンポジウム」は「聴衆を前に特定のテーマについて、複数の専門家・識者が意見を述べ、参加者との質疑応答も行う形の討論会(対立的な議論はない)」を意味している違いがあります。
「セミナー」と「シンポジウム」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。