「間違いない」と「間違えない」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「間違いない」と「間違えない」の違い違い

日本語の表現は難しいものがあります。

その中でも、言葉を否定形で表現すると、その使い方が正しいのか分からなくなってしまうことがあります。

「間違いない」「間違えない」も、良く使われている言葉です。

これらの意味の違いをもう一度確認しておきましょう。

この記事では、「間違いない」「間違えない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「間違いない」とは?

「間違いない」とは、「間違いがない」と言う意味です。

前述の内容に対して、完全に正しい、合っているということです。

まったく誤りがなく、完璧だと断言できるような時に使います。

例文としては、「この道で間違いないはずだ」「あの人で間違いないですか」などと使用します。


「間違えない」とは?

「間違えない」とは、「間違えることをしない」という意味になります。

例文としては、「明日はいつもと違う時間に始まります。

間違えないように注意願います」
「変わりすぎて、見間違えそうだった」などと使われます。

「間違えない」は、間違わないことが前提となっていますが、もしかしたら、間違えてしまうかもしれないというニュアンスも含まれています。


「間違いない」と「間違えない」の違い

「間違いない」「間違えない」の違いを、分かりやすく解説します。

「い」「え」の違いだけなので、見た目の言葉は似ている点に気を付けたいものです。

「間違いない」「間違いがない」と言う意味で、「間違えない」「間違うことをしない」です。

どちらも「ない」で否定していますが、その意味は全く違います。

「間違いない」はある事や物、または人などの事象に対して使います。

一方、「間違えない」は自分や相手などの人が意識して、または無意識的に行うこととしての意味で使われています。

どちらも「ない」という否定を取ると、「間違い」「間違え」になります。

この場合はどちらも同じような意味になります。

「間違い」「間違う」から、「間違え」「間違える」から来ています。

どちらも名詞化したものですが、「間違う」「間違える」では意味が変わってきます。

さらに、それぞれの下に「ない」を付けると、「間違う」「間違える」の否定形となり、やはり意味が違ってきます。

まとめ

「間違いない」「間違えない」の使い方を誤ると、まったく意味の違ってくるので、気を付けるようにしたいものです。

特に否定形になってくると、一見、分かりにくくなってしまうかもしれません。

分からない時は曖昧なまま使うのではなく、その意味を調べてから正しい言葉を使うようにしましょう。

日本語の表現は時代とともに変わってきているものもあります。

ですが、正式な場面では最近の流行り言葉などは通用しないものが多くあります。

正しい日本語を使えるようになるためにも、分からない時はすぐに調べる習慣を付けると良いでしょう。

「間違い」に気付いたら、すぐに直すようにし、「間違える」ことがないようにチェックしていくようにしたものです。

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