この記事では、「占い」と「おみくじ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「占い」とは?
「占い」は、まじない師という術を用いる人物が存在して初めて成り立ちます。
この時、術を行う人物は、数式を用いて運命を占ったり、天文学に数字を当てはめて占う手法だったりと様々で、必ず「占い」は、術を使用する人物が存在します。
なお、ここで言う術は、呪術などではなく、数字で客観的に運命を導き出しているように見せる行為を指し、術者と言われる人物は言ってしまえば、感覚的に恐らくこの人物はこうであると掴んだカウンセラーのような人物のことを意味します。
つまり、「占い」は一種のカウンセリングの一つであるといえるのです。
「おみくじ」とは?
「おみくじ」は、紙面やネット上の媒体の媒体などでおおよその運勢を記載したものです。
「おみくじ」は、紙面をつかみ取るか、ネット上の媒体であれば、どのアイコンなどのアイテムをつかみ取るかで運命が決まり、行ってしまえば、術というよりもランダムでその中に記載されたものを選ぶだけです。
「占い」と「おみくじ」の違い
「占い」と「おみくじ」の違いは、対象となるものの運命を占う際、第3者となる人物が人間に当たるか、否かです。
人間が必ず運命を占うのは、「占い」で占う方法は数式や言ってしまえば適当にそれらしいことを述べて相手が事実だと信じ込めば「占い」が成立します。
逆に、「おみくじ」は、ミニゲーム的な感覚で自分で書かれている内容の紙だったり情報を選択するため、人が情報を提示しませんが安価に、占うという行動を楽しめるのです。
「占い」の例文
・『タロット占い』
この例は、まじない師が行う呪術と言われていた運命を導く方法で簡潔に言えば、タロットに属性があり、その属性を読み取ります。
ただ、実際にはこれは、呪術でもなんでもなく、占う側の直感がカードに記載された属性と関係性があるとしたうえで物事は必然だということを前提に客観的な事実を述べているのです。
つまり、カードを選び、その属性を選んだことは当たり前だということを前提に物事を考えた場合、カードに意味を持たせると必然的に何か確証を得た呪術のよう見見えるだけで実際は全くの見当外れであることも多いのが「タロット占い」です。
「おみくじ」の例文
・『おみくじクッキー』
この例は、クッキーの中に占い結果を入れたものです。
「おみくじクッキー」は、1990年代に流行しましたが、紙きれをクッキー内に封入することと、衛生面に問題があるのではないかということから次第に姿を消したミニゲーム的なまじないです。
まとめ
「占い」と「おみくじ」の違いは、人間が運命を見極め、対象に宣言をするか、単にミニゲーム感覚で運勢を記載したかになります。
実のところ、「占い」であれ、「おみくじ」であれ完全に対象となる人物の運命を見極めることは不可能でそれが可能であれば運命を大きく変えることの他未来を見ることができる行為であり悪用すればすべてを手に入れることができるのです。
ですが、それができないということは、過去の事例、競馬で大金持ちになるなどの他、人を呪術で陰で操るということができないということが分かってますので、「占い」と「おみくじ」はあくまでそうなるかもねという予想でしかすぎません。